まぎらわしい 「フェールＸＸＸ」

1.基本は、フォールトトレイランス

故障が発生しても、動作を続け、大きな可用性を実現する。

フォールトトレイランスを実現する考え方として

「フェイルセーフ」「フェイルソフト」などの考え方がある。

(1)フェイルセーフ（安全重視です）

システムに障害が発生しても、部分停止などで障害の影響を極小化し、

全体の安全性を保つ。

(2)フェイルソフト（サービスの継続重視です）

システムに障害が発生すると、その一部を切り離して、

機能や性能を低下させてシステムを継続運転させる。

2.フォールトアボイダンス(フォールトトレイランスを実現する技術の一つ？)

定期保守やシステムテストなどによってシステムの障害発生の原因を取り除いて

故障を回避する。

3.フールプルーフ

人為的な不注意、あるいは不正な操作に対して、システムの安全な動作を維持する。