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Comparative Study on Agile software development methodologies
のキモ部分を読んで勉強してみたいと思います。
概要
環境変化が激しく、その変化に合わせてソフトウェア要求も変わる。
そしてスピードが求められる。
計画主導の方法では、追いつかない。
アジャイル・ソフトウェア開発は、継続的に価値のあるソフトウェアを
リリースすることで顧客への価値を提供する。
アジャイルは、イテレーティブで、インクリメンタルなプロセスであり、
自己組織化されたクロスファンクショナルなチームによって開発される。
この論文は、ソフトウェア開発プロセスを改善するアジャイルの要因を分析する。
また、アジャイル開発と伝統的な開発の比較を行う。
素早く継続的な価値のあるソフトウェアのリリースが、
伝統的な方法論に比較し、価値があるのではないかと考えている。
アジャイルには、多くの方法論があり、
ソフトウェア開発におけるテクニックやプラクティスがある。
多くのアジャイル方法論では、プロジェクトのライフサイクルを通じて、
チームワーク、コラボレーション、適用に重点を置く。
アジャイルの方法論には、XP、スクラム、ダイナミック・システム・ディベロップメント、
適応型ソフトウェア開発、クリスタルなどがある。
初期の頃から、よく知られたものは、スクラムとXPである。
スクラムは、ソフトウェア開発のプロジェクトのマネジメント、成功に重点を置いている。
XPは、ソフトウェアの実装に重点を置いている。
アジャイルには、多くの方法論があり、
ソフトウェア開発におけるテクニックやプラクティスがある。
多くのアジャイル方法論では、プロジェクトのライフサイクルを通じて、
チームワーク、コラボレーション、適用に重点を置く。
要求の変更への対応
変更への対応は、ソフトウェアプロジェクトにおいて
成功のカギとなる。重量級の方法論では、製品の機能は凍結され、
変更を受け入れない。
アジャイル方法論は、「変更を歓迎する」。
軽量メソッド
ウォーターフォールやスパイラルなどのモデルでは、計画のための費用が高価であり、
事前に定められたとおりのフェーズで進み、大量のドキュメントを作り、設計に時間がかかる。
アジャイルのような軽量のプロセスでは、コードや製造に重点を置く。
ソフトウェアプロダクトの迅速なリリース
アジャイル開発では、ソフトウェアプロダクトの迅速なリリースに重点をおく。
早いサイクルと頻繁なリリースである。
ソフトウェア開発の伝統的な方法論は、要件定義、設計、実装、保守
という工程に従って進めるものである。
ウォーターフォールモデル、計画ドリブン、ドキュメントドリブン、
重厚方法論などと呼ばれている。
これらの方法論では、25%以上の要求が変更されている、と言われている。
アジャイル方法論は、ソフトウェアへの要求はダイナミックに変化するということを
前提においている。
アジャイルチームは、複数のスキルを持つ個人の集まりである。
開発者は、オンサイト顧客で、要求をよりよく理解するために、
絶え間なくドメイン知識を獲得している。
短いライフサイクルで、要求の変更へ対応し、より必要な要求を発見する。
アジャイル開発の定義に共通することは、イテレーティブで、インクリメンタルで、
自己組織化されたアドホックなソフトウェア開発であること。
アジャイルメソッドは、軽量プロセスで、短いイテレーティブで、
ユーザと協働し、要求や優先順位を決めていく。
(つづきます)
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