2025年5月12日月曜日

A Review of Serverless Use Cases and their Characteristics

 公開されている


A Review of Serverless Use Cases and their Characteristics 


のキモ部分を読んで、Serverless を勉強してみたいと思います。


間違いなどあったら、ごめんなさい。


1.イントロダクション


サーバレスコンピューティングは、オペレーションに関することを


クラウドプロバイダーへ任せることで、ビジネスロジックへ集中できるようにするもの。


AWS Lambda、Azure Functions 、Google Cloud Functions 、


IBM Cloud Functionsなどがある。


サーバレスコンピューティングは、Functionのディプロイ、


リソースのアロケーション、オートスケーリングなどをサポートしている。


さらに次のような洗練された機能も提供されている。


(a) 複雑な関数の集合体やワークフロー全体のサポート


(b) イベント処理やメッセージングモデル


(c) スケジューリング


(d) ファイルのストレージやデータベースのセットアップ


(e) ストリーミングや地域性を加味したdeploy 、バージョニングやロギング


これらの機能は、サーバレスアプリケーションのライフサイクル全体を


サポートするモノであり、サーバレスのアプリケーションへ導入する速度を上げる。



サーバレスアプリケーションの特性や振る舞いには、分かっていないことも多い。


サーバレスのユースケース、どのアプリケーションが適しているのか


どんなテクノロジーが成功しているのか、ユースケースの特色、適切なガイドライン


などである。



なぜ、サーバレスで作るのか、サーバレスが適する分野、構築の方法などに関する


研究は少なく、また、矛盾しているものもある。


サーバレスアプリケーションで、コストが劇的に下がって例もあれば、


伝統的なホストコンピュータに比べて、増加したシナリオもある。


データ指向のアプリケーションに向いている例もあれば、適さないという例もある。


遅延が許されないシステムは、サーバレスより、コンテナの方が良い、という例もある。

 


主要な発見事項


(1) 一般的な特性


AWSが、サーバレスのプラットフォームの中では支配的。


Webサービスが多く、半数以上は、ビジネスクリティカルなアプリケーション


(2) アプリケーションの特性


82%のユースケースでは、5つか、それより少ない数の関数からなるアプリケーション


67%の関数は、実行時間がミリセコンドか、セコンドの実行時間。


JavaScriptとPythonが最も使われているプログラミング言語。


クラウドストレージやクラウドデータベース、APIゲートウェイなどと


組み合わせて使われる




3.要求の特性


オペレーションコストの削減、オペレーションのeffortの削減、


スケーラビリティの確保、パフォーマンスの獲得


が、Serverlessを採用する理由



4.ワークロード特性


81%のケースが、バーストなワークロード。


予測できないワークロードへ対応できることが、 Serverlessを採用する理由



5.ワークフローの特性


ユースケースの31%はスケーラブルなものであったが、


たいていのワークフローは、単純な構造で、小さく、短い。






0 件のコメント:

コメントを投稿

アルゴリズムの考え方

総当たりアルゴリズム すべての場合をためし、解を求める。 近似アルゴリズム  ・正解に近い解を探す ・正解との誤差がある範囲におさまると保証されているものを  精度保証付アルゴリズムという。 ・精度の保証のないアルゴリズムを、発見的手法(ヒューリスティック)    という。