2025年9月22日月曜日

Rapid application development(RAD) : an empirical review

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Rapid application development(RAD) : an empirical review

のキモ部分を読んで、RADを勉強してみたいと思います。


イントロ


Rapid application development(RAD) は、James Martin が提唱したもの。

Martin は、RADのキーとなる目標に関して、

高品質のシステムを高速にローコストで開発する

としている。

RADの方法論の1つとして、

dynamic systems development method (DSDM)がある。

DSDMは、次の5つのエリアをカバーしている。


(1) Model of development process

DSDMは、イテレイディブで、インクリメンタルなモデルである。


(2) Set of techniques

DSDMは、joint requirements planning work shop や

joint application design workshop 、タイムボックスなどの

概念を提唱しているが、ER図など伝統的な方法も利用する。


(3) Documentation methods


(4) 哲学


RADのコンポーネントには、次がある。


Joint application design(JAD)


RADは、4~8人の小さなチームで行う。

利用者と開発者から成り立っており、意思決定の権限がある。


Joint application development workshop(JAD)


要求の引き出しなどで広く使われる。

このワークショップの中で、主要なユーザ、クライアント、開発者が

ファシリテーターの元、システムのスコープやビジネス要求を決めていく。

開発者は、3~5日でビジネス要求をドキュメント化することが

期待される。


Rapid of development


RADのプロジェクトは、比較的、小規模短期間である。

一般的には、2~6か月が普通であると言われる。


Clean rooms


JADのworkshopは、通常のビジネスや開発の現場から離れた

クリーンルームで行う。クリーンルームは、通常の仕事からは離れ、

ポストイットのような必要なものが揃った場所である。

ここで問題解決に集中する。


Incremental prototyping


プロトタイプは、システムをインクリメンタルに構築していく方法。

開発者は、最初の調査の直後、モデルを作ってユーザへデモを行う。

開発者とユーザーは、プロトタイプについて、議論し、

改善に合意する。

RADプロジェクトでは、この検査-議論-改善のプロセスが、

3回は、繰り返される。


プロトタイプは、要求の収集、アプリケーションのデザイン、

アプリケーションのBuild、テストなど、どの工程でも利用できる。

RADは、インタラクティブな要素が多く、複雑でないプロジェクト

で利用されている。


Dynamic System development method(DSDM)


DSDMは、RADの方法論の1つである。


DSDM Principle


1.ユーザの参加は必須


2.DSDMのチームは、意思決定を委譲されている






(つづきます)


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