・1つのモジュール内に存在する命令の凝縮度のこと。
・「弱いもの→強いもの」の順に、次の区分がある。強い方が良いとされる。
(1) 暗号的
複数の関係のない機能を実行する。
(2) 論理的
関連したいくつかの機能を含み、そのうち1つが外部から呼び出される。
(3) 時間的
関連の薄い機能を逐次実行する。初期処理など、実行時期が一致している。
(4) 手順的
複数の逐次的な機能を実行する。
(5) 連絡的
手順的に加えて、同じデータを処理するものをまとめる。
(6) 情報的
特定のデータを扱う機能をまとめる。
複数のエントリーポイントを持ち、1つのエントリーポイントは、
1つの機能を実行する。
(7) 機能的
すべての要素が1つの機能を実行する。
・モジュール間の関連性の尺度。
・「強いもの→弱いもの」の順に、次の区分がある。弱い方が良いとされる。
(1) 内容結合
他のモジュール内のデータを直接参照する。
(2) 共通結合
共通のデータ構造を直接参照する。
(3) 外部結合
宣言してあるデータの参照。個々のデータ項目の参照。
データ構造がない点が、(2)と異なる。
(4) 制御結合
制御要素(スイッチ等)が、パラメータとして渡される。
(5) スタンプ結合
2つのモジュールが同じデータ構造を共有する。
(6) データ結合
2つのモジュール間のインターフェースを、
パラメータの受け渡しだけで行う。
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